
皆さんへのメッセージ(開院五年目)
2025年4月からいよいよ開院5年目に入ります。院内の体制も毎年微調整しながら整ってきました。今年は心身ともに健康に留意しながら、さらに地に足をつけてやっていこうと思います。開院時にたくさんの仲間から応援していただきました。感謝しております。ホームページも応援メッセージ含めて開院時の情報を整理して、リニューアル致します。「にむのひとりごと」も「にむのささやき」という上書きタイプの書き込みに変更します。日々シンプルに「前へ」の精神でやっていこうと思います。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年3月15日 二村浩史拝

皆さんへのメッセージ(開院四年目)
2024年4月1日から開院4年目に入ります。あっという間の3年間でした。思いかえせば、いろんなことがありました。個人的には朝から晩まで診察室に座っているので、運動不足と年齢のためか、あちこち痛くなったり、体力がなくなってきていることを痛感しています。開業して10年間は元気に仕事を続けていきたいと思っているので真剣に体調管理をしなくてはと反省しております。仕事の面では、クリニックの運営をよりスムーズにするために、事務員を増やして電話予約、問診打ち込み作業、返信・紹介伝票作成、採血伝票整理、院内採血作業など、これまで事務、看護師がやっていた作業の一部をやってもらうことで、会計業務、看護業務をより効率化して、もっと患者さんを診察できるようにしていきたいと考えています。それに伴い診察室を広くする工事を3月下旬から4月上旬にやって、4月4日にリニューアルいたします。新しい事務員はえちこガーデン内の机で電話対応、予約業務、問診票の打ち込みなどをいたします。小さなクリニックですが、これからもよりよく診療ができるように工夫していきたいと思います。手術に関しては、ようやく常磐病院が日本内分泌外科学会専門医制度関連施設に認定されました。以前私が松村総合病院にいた時に続き認定されました。現在松村総合病院は認定解除となっていますので、常磐病院がいわきでは唯一の関連施設となります。今後さらに条件を満たせば一緒に手術をしている尾崎医師が専門医の試験を受ける事が出来ます。彼が専門医を取得すれば私以外にいわきで日本内分泌外科学会専門医となるため、少なくともその日までは手術に携わっていきたいと思っています。3月下旬に東京医大の甲状腺外科の筒井英光教授とそのグループの先生と初めてお会いし、困難な手術の依頼を改めてお願いしてきました。名実ともに最高の名医の先生であり、快く引き受けてくださって感謝しております。甲状腺の内科に関しては、日本甲状腺学会の専門医ではありませんが、日本内分泌学会の専門医の先生で甲状腺疾患にも明るい先生がいわき内に新たに開業されていてよかったと思います。みゃくみゃくと甲状腺の診察がいわきでできる基盤を作っていくことが今後の私の使命だと思っています。今後1年間、またよろしくお願いいたします。
2024年4月1日 院長 二村浩史拝

皆さんへのメッセージ(開院三年目)
みなさんのおかげで開院して2年4か月が経ちました。本当にあっという間でした。無事にやってこれた事を患者さんやスタッフや紹介してくださる先生方、紹介して診てくださる先生方をはじめいろんな方々に心から感謝いたします。ありがとうございます。その間、2,000人ちかくの初診の方が受診されました。およそ8割の方が甲状腺関連です。常磐病院で手術をした甲状腺・副甲状腺疾患の方も70人を超えました。現在月に3人の方の手術をしていますが、最近手術が必要な方が増えてきており、すでに今年の手術予定が埋まってしまっている状況です。これまでぼくがすべて執刀医で手術をしていましたが、いまではぼくとひるちゃんが助手について、常磐病院外科の尾崎医師が執刀で質の高い手術が出来ています。ぼくとひるちゃんが一緒に手術に入らなくても大丈夫な様にさらに指導させていただこうと思っています。ぼくは甲状腺外科(日本内分泌外科学会)の指導医の資格を持っているので、それが今年1年のぼくの使命だと思っています。ピットフォールやリカバリーショットを含めてぼくのノウハウのすべてを伝授しているところです。そして、外科のみならず、甲状腺の内科的な診断と治療のノウハウを、信頼しているある開業医の先生にすべて伝授する予定です。おこがましいようですが、甲状腺の外科、内科の指導をする事が今後のぼくの使命だとかってに思っています。そうすることでいわきのなかで正しい甲状腺疾患の診断治療が完結できると思っています。ここで開業した一番の目的は、まずは甲状腺無医村のいわきの方々が困らない様に甲状腺の外科内科をするということでした。次の目標はいま述べた様に甲状腺の外科と内科の医師を育てる事です。このクリニックには北は相馬や南相馬、南は水戸や日立、北茨城、内陸では郡山や白河、田村からの患者さんが来られています。(一番遠い方は愛知からですが、このかたは昔ぼくが手術した方で、いまだに年に3回来て下さっています。千葉や東京からの患者さんもいますが、大学病院時代に手術をした方です。)いずれもう少し遠方で開業している知人の医師を含めて多くの医師に伝授していけたらと思っています。
いま、ぼくは61歳です。もう少し時間があるので、今後はそれを目標にやっていきたいと思っています。
あとは、とにかく働いていてやりがいがあって楽しいと感じるようなクリニックの雰囲気づくりに努めていきたいと思っています。
そんなわけで、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2023年8月13日 院長 二村浩史
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皆さんへのメッセージ(開院二年目)
昨年4月1日にクリニックを開院して、2022年3月31日で1年となります。
その間、世の中では新型コロナウイルス感染、ロシアのウクライナ侵攻、大きな地震など暗いニュースばかりだったように思います。そんななか新しく開院して、1000人を超える方に来ていただき、みなさんが笑顔になって帰っていく姿をみることに唯一の喜びを感じてやってきました。スタッフもどうやったらうまく運営できるのかと日々一緒に考えてくれて、いかによりよくできるのかこの一年間試行錯誤でやって参りました。まだまだ改善できることはあると思いますが、まずは元気に明るく楽しく1年間過ごせたことを、すべての方に感謝申し上げます。
いわきで甲状腺をメインとしたクリニックを開業したことを誇りに思います。
いつまで元気でやれるのか神様しかわかりませんが、これからもスタッフともどもみんなが笑顔で元気に生きていけるように日々過ごしていきたいと思います。
一年間本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
院長 二村浩史拝
皆さんへのメッセージ(開院時)
皆さんこんにちは。院長の二村浩史(にむらひろし)です。このたび、2021年4月にいわき市平上荒川で開院することになりました。先の大震災で原発事故がありましたが、現在いわき市には日本甲状腺学会の専門医は自分しかおりません。
それもあっていわき市で医師をやることが運命づけられているように感じてました。また、今回一緒に開院するスタッフとは、一緒に音楽ボランティアをやったりしてお互いが信頼し合っており、開院前から一緒にやっていきたいと思っていた仲間たちです。そんな素晴らしい仲間と一緒に、いわき市で最高の診療を目指したいと思って開院することにしました。
ぼくの思っている最高の診療とは、患者目線で自分が患者だったらこうしてほしいと思うことができるような診療です。自分の専門分野は自信をもってやっていきますが、それ以上の高度な治療であったり、専門外の事はその分野の専門の医師に責任をもって紹介するといったことです。
いわき市には10年前にお誘いを受けてやってきましたが、もともと本当は奄美大島の無医村で医師をやるという夢があったので、あまりいわき市の医師とは深くお付き合いをしてきませんでした。でも、以前の仕事仲間が全国にいて、特に東京には最高の医療を提供してくれる多くの仲間がいます。最近ですが、いわき市内でとても親しくなった医師ができ、今回の開院もその先生からの紹介があってとんとん拍子に決まりました。
ぼくはいつも本当に人に恵まれています。感謝しかありません。
そんなわけで、最高のスタッフと共に、医師として最後までここいわき市でやっていこうと思っております。
クリニックの特徴としては、先にも述べましたがいわき市では初めての日本甲状腺学会専門医による甲状腺のクリニックです。さらに、日本消化器内視鏡学会ほか消化器の専門医も兼ねているので、広い視点で診療できると思っております。
クリニックの運営は、できるだけスタッフや皆さんからの貴重なご意見を取り入れながらより良いクリニックにしていけたらいいなと思っています。スタッフ間でも単なるトップダウンではなくて、ティール制を取り入れていきます。またご意見箱を作って、皆さんからご意見をいただき、改善できるところは改善していきたいと思っております。随時ホームページにアップしていけたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後に、自分について別に詳しく自己紹介で書かせていただきました。興味がある方はどうぞのぞいてやってください。
2.にむ院長の略歴・専門医など
2-1.略歴
院長 二村浩史(にむらひろし) 医学博士
Director Hiroshi Nimura M.D., PhD
1962年2月14日 福岡県田川市後藤寺生まれ
1977年 私立明治学園中学校 卒業
1980年 福岡県立小倉高等学校 卒業
1980年 東京慈恵会医科大学医学部 入学
1987年 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
1987年 東京慈恵会医科大学 外科学講座(旧第2外科) 入局
~2008年 東京慈恵会医科大学 外科学講座講師・消化管外科診療医長
2008年~2009年 甲状腺専門病院 金地病院 副院長
2010年~2021年 公益財団法人済世会 松村総合病院 外科診療部長
2-2.所属学会など
日本医師会
日本外科学会
日本甲状腺学会
日本内分泌外科学会
日本消化器内視鏡学会
日本消化器病学会
2-3.専門医・指導医など
日本外科学会 専門医
日本甲状腺学会 専門医
日本内分泌外科学会 専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本消化器病学会 専門医・指導医
日本がん治療認定医機構 認定医・暫定教育医
日本医師会 認定産業医
TNT (total nutritional therapy) course修了
厚生労働省「がん診療に関わる医師に対する緩和ケア研修会
(平成28年度茨城県緩和ケア研修会)」終了
2-4.学会評議員
日本内分泌外科学会 評議員
日本消化器内視鏡学会 学術評議員
日本消化器内視鏡学会東北支部 評議員
開業後に以下を返還いたしました。
日本外科学会 指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本温泉気候物理医学会 温泉療法医
日本医師会 認定健康スポーツ医
日本スポーツ協会 公認スポーツドクター(ラグビーフットボール)
日本臨床外科学会 評議員
日本臨床外科学会福島県支部 世話人
2-5.医学に関する受賞歴・取材など
〇月刊りいど2025年1月号の「Dr提言 健康一番!」というコーナーに掲載されました。よかったら読んでみてください。

〇甲状腺の記事が朝日サリー2023年9月号および2024年4月号の健康MEMOに掲載されました。よかったら読んでみてください。 院長


令和元年度公認スポーツ指導者等表彰
福島県体育協会永年表彰 スポーツドクター(ラグビーフットボール)
平成19年度手術手技研究会 第35回奨励研究賞
腹腔鏡下赤外線観察による胃癌センチネルノードナビゲーション手術の術式設定に関する研究
日経メディカル取材 胃癌治療で広がる赤外線観察(胃癌学会2008)
リンパ節転移の有無を判断し、縮小手術の可能性を探る
medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200510/409788.html
The 6th Korea-Japan Joint Symposium on Gastrointestinal Endoscopy Poster Award (2007)
平成18年度内視鏡医学研究振興財団研究助成 早期胃癌における赤外線腹腔鏡システムを用いた腹腔鏡下センチネルノードナビゲーション手術の安全性および有用性に関する研究
平成16年度内視鏡医学研究振興財団研究助成 早期胃癌における赤外線腹腔鏡システムを用いたセンチネルノードナビゲーションの有用性に関する研究
平成16年度~平成19年度科学研究費補助金(基盤研究(C))胃癌におけるICG局注赤外線腹腔鏡観察によるセンチネルリンパ節同定の研究 (No.16591356)


3.医療法人 二夢の会(にむのかい)について
2021年4月1日 無床診療所としてにむら甲状腺と消化器クリニック開業
2024年10月1日 「医療法人 二夢の会」に組織を変更
理念
患者さんが笑顔になるような医療の実践
基本方針
患者さんやそのご家族が安心して満足できるような医療を提供します。
常に最新の知識や情報と、最高の技術で対応できるよう努力します。
最高の医療が受けられるよう、地域のみならず都内を含めてネットワークを構築します。
全てのサービスを、患者さん本位で考えます。
地域との信頼関係を築き、社会に役立つ法人を目指します。
職員は仕事に誇りと感謝の気持ちをもって対応します。
4.にむのささやき
○2025年4月2日水曜日
にむのささやき2。僕のコロナ感染に関しては、明らかに咳と痰が減り、声が出るようになってきた。もともと発熱はしていない。しあさっての土曜日には対面OKとなる。しかし、万が一を考えて、対面診療、採血やエコー検査は週明け月曜日からとした。人によって高熱、頭痛などひどい人もいれば、僕のように軽い人もいる。調べて初めてわかったわけだが、おそらく最近では花粉症、風邪として放置して感染が広まっている可能性もある。言い方を変えれば今やコロナもその程度になったと考えるべきか。今回僕が開業医であることに加えて、自己免疫疾患である甲状腺疾患の方の診察がメインであるため、感染症には厳密であらねばと考えての対処をした。独自のリスクマネジメントだ。これを機会に、当クリニックの医療事務担当者も、レセプト業務をみんなができるようになるいい機会であると前向きに考えていけたらと思う。